議員・選挙
選挙前に差を生む地道な営業ツール
料金受取人払いを活用した印刷物は、SNSのフォロワー募集・後援会会員の拡大・有権者の声
の収集など、複数の活動を同時に進められる実践的なツールです。ここでは、印刷の設計や使い方の工夫を通じて、活動をより効果的に進めるためのポイントを紹介します。
SNSフォロワー獲得
LINE公式アカウントやX(旧Twitter)、InstagramなどのQRコードを印刷物に掲載することで、フォロワーを着実に増やすことができます。日常の発信を通して人柄が伝わり、市民との信頼関係が育ちます。フォロワーが増えるほど情報の拡散力が高まり、低コストで認知度アップが期待できます。
後援会会員・ボランティア募集
はがきを通して会員やボランティアを募集することで、日頃の連絡網を自然に広げられます。紹介を通じて家族や知人にもつながりが広がり、地域に根ざした信頼の輪が育ちます。
公選はがきのリスト管理
公選はがきは部数が限られるため、日頃から有権者リストを整えておくことが大切です。年に一度は郵便物を出し、住所変更や転居を反映することで、投票につながる人に確実に届けられる体制をつくりましょう。長く信頼関係を維持するにはコミュニケーションの頻度が大切です。
顔写真とスローガンで印象づける
顔と名前を覚えてもらうことは基本であり最も重要です。繰り返し目に触れることで親しみが生まれ、「身近な議員」という印象を強めます。カラー写真にスローガンや氏名を添えることで、より記憶に残りやすくなります。
有権者の声を集める
アンケートや自由回答欄を設けることで、有権者の意見を政策づくりの基盤に活かせます。「声を聞いてくれる議員」という印象は、支持の広がりに直結します。
「事務連絡」「討議資料」を明記する
活動資料には「事務連絡」や「討議資料」と明記しておくと安心です。形式的な一文でも、誤解を避け、活動の適正さを示す効果があります。
ご紹介者欄を設ける
後援会の拡大には、既存会員からの紹介が最も効果的です。誰からの紹介かを記載できる欄を設けることで、後日お礼ができ、信頼関係をより強くできます。
どう渡すと届くか
返信用はがきは、まず既存の後援会会員に渡し、募集ツールとして活用してもらうのが効果的です。報告会などで直接お願いするほか、会員やサポーターを通じて配布すれば、信頼のつながりを生かして広がります。
不特定の方への配布では、手渡し・ポスティング・ダイレクトメールのほか、地域を絞って全戸配布できる「タウンメール」や「タウンプラス」も有効です。内容や配布方法によっては公職選挙法などの解釈が関わる場合もあるため、法的判断は専門機関へご相談ください。
紙とデジタルをつなげる
フォロワー募集やアンケート回答などを促す場合は、QRコードを併用することで回答率が大きく向上します。紙とスマートフォンの両方でアクセスできる仕組みを整えることで、回収効率が上がり、活動のデジタル連携もスムーズになります。
QRコードのリンク先にはフォームメール(Web上で回答を送信できる仕組み)を設けるのがおすすめです。Googleフォームなどの無料サービスを利用すれば、手軽に導入できます。ご自身のウェブサイト内に設置して運用することも可能です。
データとして住所録やメールアドレスを取得できる点は大きなメリットですが、旧字体の漢字などが正確に反映されない場合もあります。入力フォーマットを工夫したり、紙との併用を行うことで精度を保ちやすくなります。
はがきの設計と加工を工夫する
住所・郵便番号の印字
後援会会員やボランティア募集のはがきには、住所や郵便番号をあらかじめ印刷しておくと、記入の手間が省け返信しやすくなります。ただし、どの範囲まで印字するかがポイントです。
| 項目 | 設定の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 住所 | 区まで・町名までなど対象範囲に合わせて調整 | 詳細すぎると対象外の人に使いにくくなる |
| 郵便番号 | 3桁・5桁が実用的、7桁は対象が限定される | 広すぎると手書きの手間が増える |
対象者や配布地域に合わせて、「細かさ」と「汎用性」のバランスを考えて決めましょう。迷う場合は、あえて印字せず記入を任せるのも一つの方法です。
取扱いサイズ・加工について
サイズの種類
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 片道はがき | 最小限の情報で経済的。ただし有権者側に何も残らない |
| 2面はがき(往復はがきサイズ) | 切り取り式で1面が手元に残り、印象づけに効果的 |
| 3面はがき | 情報量を多く載せられ、政策や活動内容を詳しく伝えられる |
| A4サイズ | 写真や文字を大きく掲載でき、見やすい |
加工の種類
| 加工 | 内容 |
|---|---|
| 折り加工 | 2折・3折にすることでコンパクトにでき、配布しやすい |
| ミシン加工 | 切り離しが簡単だが、折り線と重なると強度が下がる |
| 圧着はがき | 郵送で3面サイズを扱う場合に有効 |
個人情報の取扱い
議員活動においても、名簿管理や後援会案内などで個人情報を扱います。安心してご記入いただくためには、利用目的と利用範囲をあらかじめ明示しておくことが大切です。そのうえで、情報が第三者に見られないようにする工夫が欠かせません。
個人情報保護シールについて
返信時の個人情報を守るための「目隠しシール」です。配送中のプライバシーを保護することで、安心と信頼が高まります。また、ハガキ側に点線や矢印(▶▶▶)を印刷しておくと、迷わず貼れて一層親切です。弊社では、全面・半面タイプの既製品の取り扱いに加え、オリジナル情報保護シールの製造も承っています。
全面・半面タイプ(既製品)

オリジナルデザイン


ハガキと個人情報保護シールの一体化
はがきと個人情報保護シールをセットで配布する際は、利用者が迷わず使える工夫が重要です。
手渡しの場合
事前貼付(簡易タイプ)
貼り直し可能なシール(弊社商品では「簡易タイプ」)をあらかじめはがきに貼っておく方
法。ただし、記入欄に直接貼ると「未記入で投函」される恐れがあるため、別の位置に貼る
必要があります。


セロハン袋同梱
はがきとシールを一回り大きい袋(例:はがきサイズOPP)にまとめて渡す方法です。
受け取った人が内容をすぐ確認でき、視認性が高く、紛失防止にも効果的です。

一体化加工(針を使わない圧着方式)
針を使わずにシールとはがきを圧着して固定する方式です。安全性が高く、少量でも整った見た目に仕上がります。ホチキスでも代用できますが、安全性や仕上がりの美しさを重視する場合は、針を使わないタイプの圧着機がおすすめです。

一体型はがき
予め情報保護シールがセットされたはがき。利用者が迷わず使え、配布時の手間も省けます。
全面タイプ・半面タイプから選べ、現在はコストを抑えた廉価版の開発も進行中です。

郵送(往復はがき)の場合
往信面に、1/2サイズ〜全面サイズの貼り直し可能な情報保護シールを別のスペースに貼り付けておきます。
枠には点線を入れ、個人情報欄の近くに配置して「▶︎▶︎▶︎」などの矢印で誘導すると、利用者が迷わず貼れるため効果的です。
1/2サイズ
宛名面に半面シールを張って、▶︎▶︎▶︎で誘導

全面サイズ
往信面に全面シールを貼って、返信面に貼って返信してもらう

郵送(封筒で送付)の場合
情報保護シール枠には点線を入れることが必須です。これにより、どこに貼ればよいかが一目でわかり、貼り忘れを防ぐことができます。

活用事例に学ぶ
事例01〔有権者の声の収集〕
政治活動として有権者の声を集める意欲的な仕様です。アンケートで意見を収集しつつ、友人紹介を依頼できる仕組み。「声を聞いてくれる議員」という印象づけに効果的。

機能
- 顔写真
- QRコード(事務所のホームページに接続)
- スローガン
- 興味分野のチェック式アンケート
- フリー回答欄
- 「後援会入会」とは言わず、紹介者募集を明記
- ご紹介者募集
- 個人情報の使用目的・保管方法の明記
事例02〔同居家族・ご友人のご紹介〕
後援会会員募集と同時に、同居家族や友人の紹介を依頼する仕様。
自然な形でネットワークを広げ、地域密着型の信頼づくりにつながる。

機能
- 顔写真
- QRコード(事務所のホームページに接続)
- スローガン
- フリー回答欄
- 後援会の入会申込書
- 家族・同居者・友人のご紹介
- 事務連絡の記載
- ご紹介者募集
- 個人情報の使用目的・保管方法の明記
事例03〔文字を大きめ・少数募集〕
高齢層にも配慮した書きやすさ重視のフォーマット。住所を記載しておくことで、有権者の負担を軽減。

機能
- 後援会の入会申込書
- 大きな文字で記入しやすい設計
- ご紹介者欄は2名分の限定
- 住所を印刷して記入の簡素化
事例04〔ひとみ印刷所の基本フォーマット〕
ひとみ印刷所で標準としているフォーマットです。後援会会員募集に必要な基本要素をすべて盛り込んだ構成で、幅広い用途に対応できる。

機能
- 顔写真
- QRコード(事務所のホームページに接続)
- スローガン
- フリー回答欄
- 後援会の入会申込書
- 対象を限定する住所印刷
- ご紹介者募集
- 「事務連絡」の記載
- 個人情報の使用目的・保管方法の明記
事例05〔政策ビジョンと後援会募集〕
はがき3面サイズのカラー印刷で、紙面が大きい分、色々な情報を掲載可能です。3折にしているので、コンパクトにもなり、配布にも便利な仕様となっています。


機能
- 顔写真(カラー印刷)
- プロフィール
- スローガン
- 政策ビジョン・メッセージ
- 後援会の入会申込書
- ご紹介者募集
事例06〔全ての要素を盛り込んだ参考事例〕
はがき3面サイズのカラー印刷で、紙面が大きい分、多くの情報を掲載できます。
三つ折りにすることでコンパクトになり、配布や持ち運びにも便利です。有権者の声を「スマートフォン」と「はがき」の両面から収集でき、SNSフォロワー募集・ニュースレター配布許諾・顔写真やスローガンの掲示を一体化。
政治活動を支える戦略的な印刷物として、情報発信・意見収集・支援拡大を同時に実現できます。


機能
- 顔写真(カラー印刷)
- プロフィール
- スローガン
- 政策ビジョン・メッセージ
- SNSフォロワー募集
- 後援会の入会申込書
- ご紹介者募集
- QRコードから後援会応募・ニュースレター応募
- 個人情報保護シールの活用
まとめ
料金受取人払いを活用した印刷物は、SNSフォロワー獲得、後援会会員・ボランティア募集、有権者リスト整備、アンケートによる意見収集など、多方面に効果を発揮します。紙の確実性とデジタル連携を組み合わせることで、活動の幅をより広げることができます。
進め方に迷ったら
アナログ(ハガキ)とデジタル(QRコードからのフォームメール)などの設置・運用方法や、 配布方法の工夫などについて、当社にて簡易的なコンサルティングも承っています。 アナログとデジタルの両方の側面から、実務的な課題に応じてアドバイスを行います。 料金は 30分 5,000円(税別・交通費別途・オンライン対応可)。 専門的なコンサルというよりも、実務経験をもとにしたアドバイスを気軽に受けられる場とお考えください。